外国為替市場について

FXは日本語でいうと「外国為替証拠金取引」です。ひとまず「証拠金取引」の部分は置いておいて「外国為替」とは何かを説明します。

外国為替とは、ある通貨と別の通貨を交換する取引のことです。たとえば日本円と米ドルを交換したり、米ドルとユーロを交換したりすることを外国為替と呼びます。外国為替というと少しカタイ感じがしますが、外貨預金をしたり海外旅行に行くときに円を外貨に換えたりするのも外国為替です。けっこう身近なものですよね。

このような外国為替における交換比率が「為替レート」です。ニュースで必ず聞く「現在1ドル100円50銭から60銭で取引されています」というあの言葉の正体です。その外国為替がおこなわれるのが「外国為替市場」です。

外国為替市場はどこにあるの?

外国為替市場は、取引所の建物そのものはありません。外国為替市場は実体のある市場ではなく、バーチャルな市場となっています。電子上の市場で、われわれ個人のほかに、銀行や機関投資家などいろいろな参加者が取引をしています。

外国為替市場のシェア

外国為替市場はとても大きな市場です。株式や債券も人気のある資産運用先のひとつであり、株式市場や債券市場はなじみのある市場ですが、外国為替市場はそれらよりもはるかに大きな規模となっています。

市場の数値を公表している国際決済銀行(BIS)によると、2013年4月の取引高は1日あたり平均5兆3000億ドルだったそうです。単純に1ドル100円で計算すると約530兆円です。ちょっと想像できない数字ですね。

ちなみに、同じく国際決済銀行(BIS)の統計によると、1日あたりの取引高が最も大きかった国はイギリスで、2兆7260億ドルと世界の40%以上を占めているとのことです。2位がアメリカの1兆2630億ドル(18.9%)、3位にシンガポールの3820億ドル(5.7%)と続きます。

通貨別のシェアを見ると、1位は米ドルで87%、2位がユーロで33.4%、3位に日本が入っていて23.0%となっています。世界の基軸通貨である米ドルはいろいろな国の通貨と交換されており、非常に高いシェアを誇っていることがわかります。

24時間眠らない市場

外国為替は世界各国の市場で活発に取引がおこなわれています。1日のはじまりはニュージーランドのウェリントンで、その後にシドニー、東京、香港、シンガポール、フランクフルト(ドイツ)、ロンドン、ニューヨークと連なっています。

このように市場が切れ目なく世界中に存在しており、24時間休むことなく取引がおこなわれています。そのためサラリーマンや主婦など、職業や生活スタイルを問わず参加が可能です。そこがFXの魅力のひとつです。

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